「もう若くないので・・・」という言葉で多くの人は新しいことにチャレンジすることを避けています。
30代でそのような言葉が出てくるのを聞くと、その年齢でそれを言ったら今後どうするんだ?と思ってしまいます。
しかしそんなわたしも、ほんの一年前までは「病気だから今の生活ができれば十分・・・」とすべてを諦めていたのですが(笑)。
でもその諦めは今からすると、ただ単にチャレンジして失敗するのが怖いだけだったんだと思っています。
ただ環境によってチャレンジすることに対する障害は違いまし、それぞれの年代で問題はあります。
わたしはネットビジネスをしているので、ネットビジネスにチャレンジするということで考えたことや思ったことを書いていきます。
若いときのチャレンジは勢い
若いときにどんなチャレンジでも、勢いやその時の思い付きでやることができます。それは、失敗してもやり直しがきく年齢だからです。
ネットビジネスも面白そうだからという理由で始めることができるのが強みです。
今は、高校生からネットビジネスを始める人がたくさんいますが、その年齢ならば、失敗も一つの経験と受け入れることができます。
しかも、今は一つの会社にずっと勤め続けるという考えがだんだんなくなってきていて、若い人にとって転職は、それほどハードルが高いものではありません。
その中で、ネットビジネスという一つの職業を経験するということは将来にも十分役に立つのではないかと考えています。
しかし、若くから始めるからこそ自分を律して進んでいけるかどうかが問題となってきます。
若いときは誘惑も多いのが事実ですし、ネットで成功すればいろんな人に自慢したいという気持ちも強いでしょう。
その気持ちをうまくコントロールしながら、しっかりビジネスを組み立てていける人が、どの程度いるのか?
そこが大きな問題となってくるでしょう。
また、親からの援助を受けている人は親からの反対という問題も発生してきます。
「成功すればいいだろ?」と簡単に言う人がいますが、そういう人は成功しないし真っ先に消えていきます。
他のことをやめてでもやり続けてその先に成功するか失敗かがあるので、失敗も自分の中でシミュレーションしておかなくてはいけないのです。
そこが分からない人が多いのが、若いことの欠点かもしれません。
年齢を重ねてからのチャレンジは情熱
おおよそ40歳以上と考えてください。
仕事も問題なくこなしていることができているが、会社での将来がなんとなく見えてきた人です。
まず、自分が感じるのは、そもそもチャレンジする人が少ないということです。
もちろん家のローンや子供の教育費などもろもろ考えれば、家族に何をやっているのか?と言われてしまう人も多いでしょう。
また自分の人生にも関わらず、会社の優先順位が非常に高く、自分のことは全て後回しという人も多いでしょう。
仕事が楽しいのであればいいのですが、毎日ストレスで苦しい生活を送り、得体のしれない不安と恐怖によってどうすることもできない状態に陥ってしまっている人もいるでしょう。
ある程度の年齢になってからネットビジネスの世界に飛び込むには、まずは不安と恐怖に立ち向かっていかなくてはいけないということが一番の問題でしょう。
なぜなら、長年続けてきた生活習慣を変え、会社のしがらみから少しずつ抜けていったり人間関係の再構築をしたりと、今あるものを手放す覚悟が必要だからです。
40歳を過ぎてくると手に持っているものがたくさんあって、それを簡単に捨てて新しい道にすすむのは本当に難しいことなのです。
そのため、40歳を過ぎたあたりから新しいチャレンジをするには、恐怖に負けない情熱が必要となります。
絶対にやり遂げるという情熱です。
若いときのように勢いで、新しいチャレンジをすると失敗した時の傷が深くなってしまいます。
しかし、情熱を持ってやれることは失敗だろうと、他人に批判されようと続けていくことができるのです。
ネットビジネスであれば、そのネットビジネスをやるということに情熱を傾けていかなければなりません。
お小遣い稼ぎにネットビジネスを始めていいのは30代前半までとわたしは考えています。
ずっと会社にいて不満はあるけれど普通に暮らしている状況で、自分の今の生活習慣を変えて、ものすごく負荷がかかるネットビジネスを続けていかなくてはいけません。
小遣い稼ぎだけを考えたら、自分がつぎ込む時間や労力に対してリターンが少なすぎるのです。
だからこそ、自分の人生をかけてやるくらいの決意と情熱が必要となります。
そして、決意と情熱があれば、それまでの人生で学んできたことや経験してきたことが、大きな武器になってくれます。
自分の持っているものの棚卸をしっかり行い、リサーチなどができればその経験が欲しい人もたくさんいるかもしれないからです。
自分では大したことがないと思っていることを、知らない人は世の中にはたくさんいるのです。
それに気付くことができるかどうかがネットビジネスを続けていくためのカギになります。
家族との関係性が大事
ネットビジネスを始めるときに多くの人が直面する問題は家族です。
独身はそれほど問題にはならないと思いますが、結婚して子供がいるとなれば家族を抜きにネットビジネスを考えることは難しいでしょう。
知っている人に家族に完全に内緒でやっている人もいますが、見つかるとかなり大変なことになるようです。
それまでに書いていたブログをすべて消されたと言っていました(笑)。
わたしは、家族は家族にオープンにしましたが、最初は疑いの目で見られていました。
それはネットビジネスに不信感多あったわけではなく、わたしの本気度を疑われたからです。
家族に対して本気であることを示すことができないのに、理想を語っても家族は信じてくれないのです。
だからこそ普段からのあなたと家族との関わり方も重要になってきます。
家族にしっかりと向き合うことをせず、自分のやりたいことだけをやっていても理解は得ることはできません。
もちろん家族がネットビジネスに対する強いアレルギーがあって話ができない場合は、隠れてやるしかありません。
でもその場合でも何があってもネットビジネスを続けて、必ず成功て家族に稼ぎを見せるという強い気持ちが大切になります。
行動した人は生き生きと暮らしている
同じ環境にいても、まだこれからだと思っている人と自分はもう終わりだと思っている人では行動が違ってきます。
ものすごいハードな仕事をしていても、ネットビジネスに取り組んでいる人がいる一方で、時間があってもやらない人がいるのはそのためです。
みんな「自由になりたい」とお金を工面してネットビジネスを始めた人でさえ行動に差が出てくるのです。
結局行動するかしないかは、その人自身が本気になれるかどうかにかかっていて、他人はどうすることもできません。
これはネットビジネスに限った話ではなく趣味を始める勉強を始めるなど、どんなことでも言えるでしょう。
わたしは人生という視点で見ると、世の中には2つの人種しかいないと考えています。
自分で行動をおこす人と、周りに流されて仕方なく行動する人です。
そして、自ら行動する人は圧倒的に少ないけれども、成功者が圧倒的に多い人種でもあります。
また楽しい人生を送っているのは自ら行動をする人で、いつまでもチャレンジを忘れない人は年齢にかかわらず生き生きしています。
反対に年齢を理由にすべてを諦めた人はどんどん老けていき、周りから見ても活力がありません。
どうせなら楽しく生き生きと人生を送りたいと思いませんか?
最後に若宮正子さんという方を知っているでしょうか。81歳でiPhoneのアプリを完成させたということで話題になったので、知っている方もいるでしょう。
若宮正子さんはなんと還暦を過ぎてからパソコンを触り始め、高齢者が楽しめるゲームアプリがないということで、80歳になってからプログラムを習得してゲームアプリを完成させています。
何歳になっても情熱があれば、スマホのゲームアプリの開発ができるということです。
ネットビジネスを始めるとときに「私はパソコンが苦手で」と言っている人がいますが、そんなのはやりたくない理由でしかないのです。
若宮正子さんと比べれば、みんなまだまだひよっこで、なんでもチャレンジできる年齢です。
べつに人生をかけた大きなチャレンジをする必要はないのです。
年齢や環境などを逃げる理由にしないで、どんどん新しいことを始めていきましょう。
質問や意見をお待ちしています。