昼食をカフェで食べていたとき、「よく結果が出ないネットビジネスを続けているね」と嫁さんから言われた。
なんで自分は、結果の出ない中でもネットビジネスを続けてこれたのか?
なんで結果が出ないとすぐにやめてしまう人がいるのか?
なんで結果が出てもやめてしまう人がいるのか?
について考えてみました。
達成感と成長感
嫁さんの話はいろいろあったのですが、要するに求めているものが違うということがはっきりしました。
嫁さんは、完全に【達成感】を求めるタイプで、何かを成し遂げることに喜びを感じる人です。
そしてわたしはというと、【成長感】を求めるタイプで、自分が成長したということに喜びを感じます。
ネットビジネスのコミュニティでは、この違いを肌で感じることができます。
ネットビジネスではコミュニティはやっぱり結果を求めてくるので、達成型の人が脚光を浴びます。
机の前の壁に『月100万稼ぐ』という紙などを貼っている人が、目標になってきます。
別にこれは悪いことではないですし、ごく当たり前のことです。
わたしも、もちろん『いつまでに、いくら稼ぐ』という目標を立てました。
まあ、結果は散々でしたが・・・。
それはどうしてかというと、途中からその目標が重荷になってきたのです。
よくよく考えてみると、壁に紙を貼って頑張っている人に共感できなかったというのがあるのです。
そこから
- 自分はネットビジネスを続けるのは向いていないのでは
- 自分はネットビジネスでは成功しないのではないか
- このまま続けても1人だけ取り残されるのではないのか
という不安が半年近く続きました。
まあ、半年も悩んだので今は吹っ切れましたが。
成長感タイプが感じる仕事のストレス
最近はネットビジネスがものすごく楽しくなっていく反面、仕事の方はどんどん苦しくなってきていました。
嫁さんに『なんでこんなに仕事が苦しいんだろう』と何回も言っています。
嫁さんは「天中殺」だからでしょう、としか言いません。
その一言で片付けられてしまうことに、ちょっと腹が立っていました。
でも、今回達成感と成長感の話を嫁さんとしていたとき、ふと思ったのです。
今の仕事に対して全く成長を感じることができないということを。
仕事をしている以上何かしらのものは、必ず残っています。
でも全く自分が成長したという実感がないのです。
自分には成長している感じがしないのが、ものすごくストレスとなっているのです。
40半ばになれば、ほとんどの仕事が卒なくこなせるようになります。
そういう理由もあるかもしれませんが、今の会社が個人の成長を求めていないのがあります。
今会社で求められている人、それは粛々と業務をこなし納期をしっかり守る人です。
個人の成長はどうでもいいと考えています。
その中で自分の成長を中心に考える自分は、目指すべきものがないし、非常に辛いのです。
成長感タイプが感じるネットビジネスの面白さ
この一年で多くの人がネットビジネスをやめていきました。
残っている人は、みんな顔なじみになります。
そんな中、自分は気持ちがぐちゃぐちゃになりながらもネットビジネスを続けています。
なんでかと考えた時に、一つ目はやっぱり、人生を変えたいという思いがものすごく強かったこと。
そしてもう一つは、自分は成長しているんだという感覚が常にあったからだと気が付きました。
書いてきたブログでも、ちょっとした稼ぎでも、そして周りの人からのアドバイスからも自分の成長を感じていました。
だからネットビジネスを続けてくることができたのです。
もちろん稼ぐことは大切だけれども、自分が目標に向かってしっかりと成長しているのかということも、ネットビジネスの進み具合の指針に加えることにしました。
それからは、いろいろなことを勉強するのも楽しいし、ブログを書くのも楽しいしと、ネットビジネスを続けるのは当たり前という状況になったのです。
今、ネットビジネスはどれだけやっても成長していかなくてはならない、ということに魅力を感じている。
覚えることはたくさんあるし、次から次へと知りたいことが出てきます。
じゃあネットビジネスで自己成長を感じなくなったらどうするの?と思う人もいるかもしれません。
特に嫁さんは、結果が出ないのに成長を感じるという感覚が分からず、ネットビジネスもある一定の成果が出たら、その先はないみたいな感覚なようです。
だから、先があるように感じられる会社の方が安全だと思うのです。
以前の自分だったら確かにそんな疑問を感じているかもしれない。
でも、実際にネットビジネスに取り組んでいると会社の方が先がないように感じます。
なぜなら、世の中の変化を身近に感じているからです。
そして、世の中の変化を感じるから、自分が覚えることは無限にあると確信しているのです。
また、自分が覚えたことが頭の中でつぎつぎのつながって新しいアイディアが浮かんできて、その量が半端でないというのも確信を後押ししています。
現状の自分の思考サイクルを考えると、5年間は考えが浮かばなくなるということはなく、あっという間に過ぎていくでしょう。
そして、今の世の中の変化を見れば、5年もたてば、新たに学ばなくてはいけないことなど山のように出てきます。
ネットビジネスに取り組んでいる人は、このことを知っています。
そして、会社員だけに縛られている人はあっという間に、世の中の変化に置いていかれることもです。
とにかく自己投資をして、たくさんの経験を積み、自分を成長させることを真剣に考えて人生を送っている人が、一番幸せになる時代が来たとわたしは考えているのです。
達成感と成長感を上手にブレンド
達成感が強い人は、未来設計において人は成長して、現実が次々と変わっていくことを加味することが苦手のようです。
そして成長感が強い人は、下手をすると成長感を感じることができていれば、目標が達成できなくてもいいと考えがちです。
成長感が強いのわたしからみて、達成感というものはほんの一瞬のことであり、そこに魅力を感じないのです。
日々暮らしている中で、自分は達成感と成長感のどちらが強いのかということを一度考えてみる必要があります。
極端に偏っている人は、なるべくバランスを取るように気をつけてみると良いかなと感じています。
わたしも成長感が強すぎるなと今回の件で思っので、もう少し目標を達成するということに、こだわりたいなと思います。
質問や意見をお待ちしています。