時間が経ってしまったのですが、あるテレビを見たときです。
久石譲さんがオーケストラ演奏の後に
『夢って叶うか叶わないかは別にして、努力することでいっぱい得られることがある』
ということを言っていました。
これを見た後、嫁さんが小さい頃の『夢』て何だったということから、夢に関して話しをすることになりました。
そして、その会話からいろいろと感じたことがあるので書きたいと思います。
夢ってあったっけ?
久石譲さんが、この言葉を言ったとき「この人は本当に努力してきたんだな」と実感しました。
なぜなら、実際に夢に向かって努力をしてきたからこそ、穏やかにこのような言葉が言えると思ったからです。
こういう人はそんなに多くいません。
そして、わたしを含め多くの人は、真剣に夢に向かって努力もしたことがないんだなとも思いました。
誰かに言われたからと諦め、自分で無理だと勝手に決めて諦めてしまってきたでしょう。
嫁さんは、小さいころから体が弱かった関係でいろいろなことを諦める、というよりできなかったようです。
最近も、かなりのことを諦めながら生活しているのが自分には十分にわかります。
それでも、できることを毎日少しずつやりながら楽しく過ごしています。
今はゲームとジャニーズだとか。
余談ですが、嫁さんがジャニーズファンになってわかったことは、ジャニーズの本当の凄さでした。
テレビで見ることができない、男性アイドルの本当の凄さを感じました。
話を夢に戻すと、一方わたしは、大学まである程度元気だったため、夢を追うことができる状態にあったと思います。
しかし、嫁さんに「昔どんな夢があった?」と聞かれたとき、何も思い出せない自分がいました。
ちょっと思い出そうとしたのですが、人生の中で夢というものをあまり考えたことがなかったのです。
小さい頃は夢よりも、現実を生きることが楽しくて将来のことを考えていませんでした。
そして中学の時、音楽で暮らしていきたいという初めての夢を持ちました。
しかし周りからの反対で抵抗することなく、すぐに諦めたことをはっきり覚えています。
長男だったこともあり、あまり家族に迷惑をかけるのはやめようと思ったのかもしれません。
世間のいう普通が夢に
大学に入学する頃には、会社に入って給料もらって親を安心させることが一番だと思うようになり、「どんな職業につきたいか?」以外に考えることはありませんでした。
とにかく、しっかり働いて給料をもらって安心して暮らす、ということしか考えていなかったのです。
会社は中小企業になってしまいましたが、親も喜んでくれたし、今度は出世することが目標となりました。
正直もう夢でもなんでもありません。
出世すれば、お金もたくさん稼ぐことができるし、より安心して暮らせると思っていただけです。
普通の夢もかなわないことに
でも、入社してすぐに透析生活に入ってしまうことになってしまいました。
出世も昇給も期待できないようになってしまったのです。
そこからは夢も何もありません。
いかに一円でも多く給料を増やすか?だけを考えていました。
自己啓発本を買って実践してみましたが、病気ということで、どれだけ苦しいなか一生懸命働いても、評価が上がることはありませんでした。
そして、その後『引き寄せの法則』と出会います。
その時は、『これで会社にすがって生きていかなくても良くなる』、と本を次から次へと買って何回も読みました。
いろいろな人のブログも沢山読んだし、実際にブログを書いている人に会いに行ったこともあります。
その結果どうなったかというと、わたしは欲望を丸出しでひたすらポジティブ思考をしていました。
じゃあ、それで何か起こったのかといえば、もちろん何も起こりませんでした。
ただ単に、自分の欲望が大きくなり、感情が抑えられなくなっただけという、今考えると当たり前だろ!と思う状態になったのです。
ただ、わたしが運が良かったのは、あまりに体がだるく、仕事が終わるとほとんど動けないという状況だったので、その欲望と感情を実際の行動にする元気がなかったことです。
きっと元気な状態で『引き寄せの法則』に出会っていたら、身を滅ぼしていたかもしれません。
しかし、自分をネットビジネスの世界に導いてくれたのと、行動することが大切だということを、気付くきっかけをくれたのも、『引き寄せの法則』でした。
きっと自分の知らないことが他にもある、と探し回っていたときに、ある人に出会って、引き寄せの法則からの抜け出し、ネットビジネスの扉が開かれました。
そのため、今のわたしにとっては『引き寄せの法則』は、自分の一番くるしかったときの大切な思い出ですし、感謝もしています。
今は現実可能な大きな夢がある
嫁さんに「今の夢は」と聞かれたとき、まさに今理想の人生を歩むという夢に向かって進んでいる実感を改めて感じました。
そして、考えてみると夢と言えるものを持ったのは30年ぶりくらい、本気で夢を追いかけているのは人生で初めてだと気が付きました。
しかも、その夢は自分の考え方も人間関係も人生もまるごと変えてしまおうという大きなものです。
自分の中では、その道筋がはっきり見えているし、叶いつつあるので、夢という段階は終わっているのですが、まだ現実が追いついてこないので、本当に現実化するのはもう少し先です。
ただ、わたしが会社員から不安定な自営業になることに対して、嫁さんは大きな不安や不満があることが、唯一心配なことでした。
だから、夢ではあるけど、実際ネットビジネスだけで生活していくようになったら、嫁さんはどう思うんだろうか?とわたし自身もずっと不安だったのです。
嫁さんはわたしがネットビジネスをやることに対して協力的で、長時間パソコンに向かっている時間を作ってくれています。
でも、時々会社員のままでいてほしいような感じの発言もあるし、自分の夢で嫁さんを振り回していいものなのか?と常々考えていたのです。
だから、嫁さんに「今の夢は?」と聞かれたときに、答えるのにちょっとだけ躊躇してしまいました。
でも、凡庸な言葉で言えば「自由になりたい」ということが今の自分の夢であることが間違いないことなので、「ネットビジネスで自由になること」と答えました。
夢を叶えるため新たな決意
そうしたら嫁さんから
「じゃあ、その夢を叶えよう」
という言葉が。
ここまで言われたら夢を叶えないという選択肢はなくなりました。
もともと後戻りなど考えていませんでしたが、絶対に達成しないと行けない状況になったのです。
そもそも、もう夢という言葉を使うべきでないところまできています。
自分自身の考え方も感じ方も、世の中の見え方も、環境も現実も大きく変わってきています。
正直、会社員を続けてくという選択をしたときの、将来のほうが不安だらけです。
ほんの1年前は夢物語だったことが、実現できるものとして眼の前に近づいてきています。
そして、今回嫁さんと夢の話をきっかけに、背中を更に押してもらうことができて本当に嬉しかったです。
この後押しを無駄にしないためにも、夢を実現するために今進んでいる方向があっているか、自分の中でもう一度確認をしてみました。
そして、ずっとここ何ヶ月か心に引っかかっていながら、やっていたことを思い切ってやめる決心をしました。
本当にずっと悩みながら続けてきたことで、そのためにちょっと行動が中途半端になってしまっているところもありました。
仕事に関することではないので、やめると言えばいいのに、いろいろなことが頭をめぐり、やめることができなかったのです。
結局は、決心した2日後に勝手に状況が変わって、自分が動かなくても自然とやめることができるような状況になったのですが。
最近、自分でしっかり決心をすると、現実が応援してくれるかのようなことが頻繁に起こり不思議な感覚を味わうことが多くなってきました。
ともかく、これで1ヶ月後くらいからは、かなり身軽になるので、人生の変化の度合いが大きく変わると考えています。
やっぱり夢を語ることは大切
今回は夢という話からいろいろ、自分なりに考えることがたくさんあり、気付きもたくさんありました。
今は夢というものを語るのはダサいという風潮があります。
また『夢では暮らしていけないんだよ』という大人がたくさんいます。
そのため日本は、大人に限らず、若い人も子供も全く夢を持てない社会になってしまっています。
でも、こんな社会状況になってしまっているからこそ、いい大人が真面目に夢というものを考える必要があるのではないかと最近は特に思います。
どうしてそう思うのか?
それは夢を叶えるためにネットビジネスをやっている人たちは、健全な精神を持っていることを本当に感じているからです。
ネットビジネスをしている人を怪しい目で見る人がまだ多い状況ですが、わたしからしたら会社だけにとらわれている人よりも、よっぽど人間として魅力があり、素晴らしい人達です。
一回、真面目に夢というものに関して、いい大人がクソ真面目に考えてみるのはどうでしょう。
そしてその夢を一緒に話すことができる人を一生懸命探してみませんか?
もし周りにそういうことを話すことができる人がいなければ、今はインターネットという素晴らしい人間関係を構築する場所があります。
この記事を見ているのもご縁だと思いますので、ここのコメント欄に書いてもらってもいいです。
もし笑う人がいたらほっておけばいいのです。
なぜなら、あなたとその笑った人が住む世界は違うのです。
本当に一度真面目に夢について真面目に考えてみてください。
心の中で必ず何かが変化しますよ。
質問や意見をお待ちしています。