インターネットには膨大な量の情報がありますが、あなたはどのようにその情報と接しているでしょうか?
ボーっと眺めていませんか?ブログ記事で感情を大きく揺さぶられていませんか?ただ楽しいからとずっと眺めていませんか?
インターネットによってどんな情報でもすぐ手に入り便利になったけれど、情報との関わり方に関して教えてくれる人は実は多くありません。
というか、インタネット上でビジネスをしている人の大半は、今の状況を望んでいると言ってもいいかもしれません。
みんながインターネット上の情報とのかかわり方を知ったら、稼げなくなる人がいるからです。
でもあまりに目に余る状況でもあるので、インターネットにある情報とのかかわり方に関して少し書いていきます。
目次
考える必要がないネット社会
インタネットが普及したことで、人は圧倒的に考える時間が減りました。
考えることが減った理由は簡単で、調べれば答えがすぐに出てくるからです。何かをしたと思ったときスマホで知りたいこと検索すれば、膨大な情報が出てきます。
ネットビジネスなんて、どうやって始めたらいいか懇切丁寧に説明されています。考えることなくすぐに始めることができます。
インターネットが普及する前は、一つのことを調べるのに大変な思いをしていました。
しかも断片的な情報しかないことの方が多かったため、最終的には断片的な情報を自分なりに考えてつなげていくしかありませんでした。
インターネットが普及する前は合ってるか間違っているかは別として、自分で考え行動しなくてはいけない機会が強制的にあったのです。
しかし今は自分で考えることなく、他人が決めた指針で生きていくなんてことができるようになりました。
もしかしたら、困ったことが起きたらネットで調べて、その検索結果をもとに行動を決めているという人がもうたくさんいるかもしれません。
今後、AIが発達したら本当に何も考えなくても暮らしていける時代がやってくるかもしれません。
情報で人を動かす時代に
インターネットによって大量の情報が手に入るようになり、考えなくてもいい時代になってきたと書きました。
しかしそれは情報を使って人をすきなように操作できるようになったということです。
今はお金をだせば、自分の考えていることや自分に有利な情報を、検索順位の上位に表示することはそれほど難しいことではありません。
そしてGAFAと呼ばれる、Google、Amazon、Facebook、Appleの力が絶大なので、この4社の意向も大きく世の中に影響してきます。
現状インターネットで活動している人は、GAFAが右を向けと言ったら右を向くしかないのです。
便利にはなったけれども、いろいろな人の思惑が情報に乗るようになってきたので大変喜ばしいことと純粋に喜ぶことはできない状況なのです。
この状況が良いとか悪いとかそんな話ではなく、そう認識しなくてはいけないということです。
考えない人は情報弱者と呼ばれ不利な存在に
新聞やテレビが主要のメディアだったときは、ほとんどの人は情報を受け取るだけの存在でした。
そのため日本人のほとんどの人はほぼ同じ情報を持っていて、情報によって格差が出ることがなかったのです。
しかしインターネットの普及によってその状況が一変します。
ありとあらゆる情報がインターネット上に書き込まれ、しかも個人でも情報を発信することができるようになったため、人には処理できないほどの量になってしまいました。
そして情報が大量になったため、今度は目立とうと大げさに書いたり、感情に思いっきり訴えたり、過激になったりと何が本当のことを言っているのか分からない状況になっています。
いまはお金を儲けるために、嘘をついたり騙したりと正直言えば、なんでもありの状態なのです。
このような情報過多で真偽のほどが分からないと、情報に接したときにしっかり考えて行動できる人と何も考えないで鵜呑みにする人との間に差が生まれてきます。
インターネットの普及期は情報量の差が「情報格差」と呼ばれましたが、今は全く違います。
ほとんどの人がインターネットを見ることができる環境を手に入れ、大量の情報にアクセスできるようになっています。
そのため、今の「情報格差」は「情報リテラシー」という言葉で表されるように、情報を上手に使えるか使えないかの格差なのです。
そして、「情報リテラシー」は、考えて情報に接している人と何も考えないで情報に接している人で大きな差が出てきます。
普段考えずに情報に接している人は、嘘の情報を信じてしまったり、悪意のある情報に騙されてしまったりする可能性が格段に高くなります。
本来は騙す方が悪いのですが、騙される方も悪いというのも本当の事です。しっかり考えて情報に接している人は騙されませんから。
また逆にものすごいチャンスがあっても、何も考えていない人は逃してしまいます。
いまは何も考えないで情報を見ている人たちは「情報弱者」と言われ、言い方は悪いのですがネット上のカモになってしまっているのです。
同じ日本人でも、いろいろなことを考えながら情報に接している人とただ受け取る人でものすごい格差が生まれているのです。
情報弱者を抜け出す最もいい方法
実は情報弱者から抜け出すのはそれほど難しいことではありません。情報を見ていろいろ自分なりに分析する機会を作ればいいだけです。
でも、何の目的もなしにブログを見てこれはどんな意図があって、自分に何をさせようかなどと考えることはできませんよね。
わたしもそんなことは無理です。
そこでおすすめなのが「ネットビジネス」です。これが一番だとわたしは感じています。
なんで「ネットビジネス」がおすすめかというと、自分でブログやYoutubeやるようになると、他の人の情報をしっかりと考えて見るようになるからです。
まず、自分がブログを書くばあい、情報の真偽はある程度調べる必要がありますし、情報の出どころもできるだけ確認しなくてはいけません。
そして読者をたくさん増やそうと思ったら、なんでこのブログはこんなに読まれているのだろう?なんでこんな過激に書いているのだろう?なんでこのような順番でこの記事を書いたのだろう?など、とにかく接する情報に対していろいろ考えなくてはいけません。
また毎日どんな記事を書くか考えながら情報を見ること日課になるため、情報を見る目が変わってきます。
そんなことをやっていると信用できる情報と信用できない情報を見極める力が付いてきます。
しかしブログと言っても「どこどこにいって楽しかった」というような日記ブログは意味がありません。
ネットビジネスというと騙されると思ったり拒絶する人が結構います、
しかし、これだけ普及して生活に入り込んできたインターネット上で、ビジネスを行うということを否定するというの逆に不自然だし、正直時代遅れです。
別に、何か教材を買ってネットビジネスを始めろと言っているのではありません。
ネットビジネスをすると情報の取り扱いが上手になりますよと言っているのです。お金をかけなくてもネットビジネスはできます。
ネットビジネスに関して記事を書いてあるので、読んでみてください。
『ネットビジネス 初心者が安全に稼ぐために知っておくべきこと』
情報弱者を抜け出すことができて、しかもお小遣いが入るってちょっといいかなとわたしはちょっと思うのですが。
情報を取捨選択する基準を持つ
もう一つこれだけインターネット上に大量の情報があると、すべての情報に関して考えている時間がありません。そこで、自分の中ではっきりとした基準を持って前もって不要な情報をふるいにかける必要があります。
その基準というのは、自分がどのような人生を送りたいかということになります。
その時必要なことは、欲しい情報ではなくて完全にいらないと思う情報を除いていくということです。
必要な情報を抜け出すと、自分の知ってる狭い範囲の情報しか集めなくなってしまいます。それはリスクとなってしまうので気をつけましょう。
ただ最初は情報量を絞っても良いので、考えることを優先したほうがいいかもしれません。そして慣れたら扱う情報量を増やしていきましょう。
扱う情報が多くなると意外と関係なさそうな情報から大切なひらめきがあります。
情報とのかかわり方のまとめ
今回、インターネットで情報弱者と言われないためにどうするのか書いてきました。もちろんこの記事を読んで何もしなければ、情報弱者のままです。
最初はほんの少しのことでいいので考えて行動していければいいのです。急にたくさんのことをやると嫌になります。
多分9割以上の人は行動しないでしょうし、自分は情報弱者じゃないと思っている人もたくさんいるでしょう。
ただ今後情報とどのように接するのか真剣に考えていかないと、人生が不利になる可能性が高いということだけは覚えておいてほしいと感じています。
質問や意見をお待ちしています。