『自分らしく生きたい』と望んでいるのなら

『自分らしく生きたい』と誰もが思うことです。

でもこの『自分らしく』という言葉に対するイメージがはっきりしません

多くの人が『自分らしく生きたい』と言ったときは、『好きなことをやって生きる』とほぼ同じことと考えているのでは無いでしょうか?

 

ただ現実的には、自分が好きなことだけをやって生きていくことはできません。

『自分らしく=好きなことをする』という方程式で考えていたら、会社員でいることに絶望しなくてはいけません。

わたしも、会社員である以上は『自分らしく生きる』ということは、ずっとできないと考えていました。

 

でも今は、『自分らしく生きる』というのは、環境に関係ないということを、ものすごく実感しています。

どのような現実であっても自分らしく生きることができるのです。

 

ところで、よく『身体の自由は奪えても、心の自由までは奪うことができない』と言われます。

以前のわたしには全く理解できない考え方でした。

病気でずっと苦しい思いをしていたのもあって【身体的自由≒心の自由】だと疑うことをしなかったからです。

 

でもそれは、ユダヤ人精神科医だったヴィクトール・フランクルの言う

『人間の最後の自由』

というものを全く理解していなかったからだと今なら分かります。

『人間の最後の自由』というのは、『現実からの刺激』と『体と心の反応』の間には、反応を選択する自由があるとうことです。

 

ほとんどの人は、

  • 気に入らない事があれば、『怒り』
  • 嬉しことが在れば『喜び』
  • 悲しい事が在れば『哀れみ』
  • 自分が望む状況なら『楽しむ』

何も考えずに反応しています。

でも、気に入らないことがあっても、『楽しむ』という選択をする自由があるのです。

 

「そんなことができるのか?」と思う人が多いかもしれませんが、実際に可能です。

特に特別な人間ができるわけではなく、平社員のわたしでもできたことなので絶対にできます。

 

ただしそのためには、まず、自分が今起こっている現実に対して、どんな反応をしているのかということを意識する必要があります。

  • 自分の感情が起こったときに、その感情にさせているものは何なのか?
  • 自分が行動したときに、その行動を取らせたものは何なのか?

毎日確認しながら過ごしていくのです。

そうすると自分の持っているセルフイメージや常識などがはっきりし、『感情と行動は自由にコントロールできる』という感覚が段々と分かってきます

 

でも、ここまでの書いてきたことだけでは、『選択の自由がある』ということが分かっただけで、『自分らしく生きる』ことはできません。

ここに、自分の【憧れの人生】であったりとか、【体現したい自分】などが加わってくると、どのように反応すれば【自分らしい】のか、ということがはっきりしてきます。

 

このような状態になると、現実で起こる色々なことに対して、ワンクッション置いて、冷静に反応できるようになります。

そして、経験を積むと自分が望む方向にその場をコントロールすることもできるようになってきます。

 

例えば、会社で上司と話をしていて、

  • ここはこの方向で話を進めたいから、こういう反応をしてみよう。
  • ここは一回引いて、上司の意見を素直に受け入れよう。

みたいな考えが、できるようになってきます。

そうすると、上司との関係が大きく変わったりします。

 

そして、これを続けていると『自分らしい』反応をしても、周囲との摩擦が減ってくるのです。

 

まあ、わたしもまだまだ勉強中なので完璧にはできませんが。

でも少なくとも状況をしっかりと理解できているので、後からこうしたらどうだったのだろうか?とシミュレーションもできるわけです。

 

 

ここまで、ざっくりと簡単に書きましたが、もちろんこんな短文で全てを書き表すことはできません。

おおよその流れの話をしただけです。

もし興味があって、もっと詳しく知りたいなと思った方は、こちらの記事を読んでみてください。

 

とにかく、ここまできて、やっと『自分らしく生きる』とは、どういうことかというのが分かってきます。

これは、『好きなことをする』という上辺だけの話ではありません。

自分の人生をを変えていく大切で地道な作業です。

 

 

『自分らしく生きたい』と言う人の多くは、環境を変えようとします。

でも環境は簡単に変えられないし、例え変えることができても、結局は同じことが起こります。

だから、わたしは悪いのではなくて周りが悪い、と常に現実に不満を持って生きていくことになります。

 

そして、今の会社に、日本社会に問題があるという考え方なっていきます。

常に、何かの反対運動に参加している人は、このようなロジックでしか、人生を見ることができていないのです。

 

まあ、わたしも今の日本が素晴らしいとは言えないし、壊れかけているし、先行きが不安であることは確かです。

 

でも、これだけは言えます。

 

『自分らしく』生きていないのは、自分自身の責任だということを。

 

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