【量質転化の法則】を上手に使いこなすには

【量質転化の法則】というもの、多くの人が聞いたことがあると思います。

まあ、どんなことでも量をこなせば質が上がっていきますよ、ということです。

あと【1万時間の法則】だったりとか、とにかく質を上げるのに量をこなしましょうと多くの人が言っています。

 

【量質転化の法則】も【1万時間の法則】も、ちゃんと真実であり別にウソとかそういうものではありません。

 

でも、量をこなしているのになかなか目に見える結果に結びつかない人が、やはりいるわけです。

ここで言う【結果】というのは何かを手に入れるだけでなく、スキルも上達しないし、人間的にも成長というものも含まれます。

 

そして、一時期のわたしも、どれだけ量をこなしても、結果が伴わないときがありました。

普通、一つのことを極めようと思って行動していたら、スキルだけでなく、自分で感じることができる精神的な成長もあるはずなのに、それすら感じることがなかったのです。

 

あなたが行動にかなりの時間を使っているのに、何かしらの結果を手にすることができないとしたら、根本的になにかが間違っていると考えないといけません。

 

じゃあ、量は質に転化することができない人は、何が問題なのか?

少し考えてみてください。

 

 

答えは、それほど難しいことではありません。

 

 

量を質に転化できない人は『行動すること』だけしか考えていないのです

作業をとにかくたくさんするという、”量”だけしか考えていないのです。

単純に体を動かせばいいんだろ?とただ闇雲に量をこなしているということになります。

 

なんか、よくわからないけど、量をこなせばいいと言われたからとにかくやっているという人は注意です。

量質転化で多くの人が勘違いするのは、【量】があれば、自然と【質】が生まれてくると思ってしまうことなのです。

 

でもそのような考え方で行動し続けても、時間ばかりが無駄に過ぎて、しっかりとした結果を手に入れることができません。

実は【量質転化の法則】も【1万時間の法則】も、最初から”質”を求められています

 

 

こんなふうに書くと、望むスキルの”質”を高めたいからやっているのに、最初から”質”を求められるとはどういうことなんだ?と思う人がいるでしょう。

でも【量質転化の法則】のときに求められるのは、『手に入れようとしているスキルの質』ではありません。

 

【行動の質】が求められるのです。

 

【行動の質】とは、

  • 何のために行動するのか?
  • 行動することによって何を手に入れたいのか?
  • 行動することによって自分はどのような成長をしていくのか?
  • 行動することによって自分の人生がどのように変わっていくのか?
  • どのような人間になるのが理想なのか?

などを、しっかりと考えながら行動していくことをいいます。

 

一般的な言葉言えば【目的意識】を持つということになります。

しっかりと高い精神性で、量をこなせば自分の望む”質”を手に入れることができる可能性が高くなるのです。

 

ただ何も考えずがむしゃらにやればいい、というわけではありません。

 

例えば、ネットビジネスでコピーライティングのために写経をしましょうとよく言われます。

写経とは、他人の文章を書き写すことです。

 

やったことがある人はかなりいると思いますが、実際やってみてどう感じたしょうか?

わたしもやったことがありますが、ただ書くだけを目的としたら、ものすごく苦痛な作業です。

 

苦痛を感じながら、

『とにかくこれを全部写せば、コピーライティングのスキルが身につくんだ』

とやっていては、どんどん写経をするのが嫌になって、スキルの質が上がっていくことはありません。

 

写経をやって、コピーライティングの力がどんどん身についていく人というのは、

  • どんな順番で文章を書いているのか?
  • どんな言い回しをしているのか?
  • どんな事例を上げているのか?
  • どのような心理学的テクニックが使われているのか?
  • どこで感情が動くのか?

を考えながら、そして文章を読み込んでいきながら書き写しているのです。

 

これができる人が少ないから『写経は意味がない』という人が多いのではないかと、わたしは思ったりします。

 

もちろん全く文章を書いたことがない人なら、何も考えずに写経してもある程度の成果はあります。

しかし、ある程度の経験を積んでいる人が、何も考えないで写経を行っても効果が無いことは、何となく分かるのではないでしょうか。

 

これは仕事でも同じことです。

仕事で一目置かれる人と、毎日ただ単に作業をこなして過ごしている人の違いは何でしょう。

 

製造ラインなどに入れば、毎日同じ作業をすることになるので、ものすごい”量”をこなすことになります。

それにもかかわらず、熟練の技を持つ人と普通の作業員とでは、仕事の”質”に圧倒的な差が生まれてしまいます。

 

なぜでしょう?

 

【量質転化の法則】を活用したいと思っているのであれば、一度この圧倒的な差が生まれる理由を真剣に考えてみてはどうでしょう。

 

 

『量が質に転化する』のは、まぎれもない事実です。

そして、【量質転化の法則】を正しく理解し行動すれば、コミュニティー内で一歩抜きん出た存在になることは、全然難しいことではありません。

 

会社の中で、必要とされる人、何かあったときに真っ先に頼れる人になるのも、それほど難しいことではないのです。

なぜなら、いろいろある仕事の中で、どれか一つだけ高い”質”で行うことができるようにならばいいからです。

 

そして、どれか一つでも”質”の高い仕事ができるということは、必然的に他の仕事も質が高い仕事ができる、ということが言えます。

なぜなら、【量質転化の法則】の本質を知っていれば、適用できる範囲は無限大だからです。

 

質の高い仕事ができるのは、その人が抜きん出て優秀だからではありません。

”質”の高い仕事ができるようになるために、日々の行動を”質”の高いものにするためにはどうしたらいいのか、考えているからです。

 

日頃から、”質”を高めるために行動量を増やしているのに、苦痛な作業となってしまっている人は、自分がどうして行動しているのかを真剣に考えてみてください。

そこに、頑張ろうと思える理由が見つからないのであれば、その行動は無意味になってしまいます。

 

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